世界はそれをヲタと呼ぶんだぜ

N澤さん関連のイベントも一段落したので、このあたりで自分の考えをはっきりさせておこうと思う。


N澤さんは推せるか、推せないか。


その前に私は何を基準にして推しているかということを話さなくてはならない。
「髭剃りにも髭剃りの哲学がある」そう言ったのは誰だろうか?ともかくそれなりに長くヲタをやっていると、「推す」という行為にも哲学が生じるものである。




私は「かわいい」というだけで推すことは滅多にない。もっとも外見的に自分の好みであるかどうかというのは、推す上で重要な要素であることには違いないけれども。
私にとって「推す」というのは必死で応援できるかどうかということだと思っている。分かりやすく言えば、それなりのお金と時間を注ぐことができるかということだ。だから「かわいい」という理由だけで推していたら今頃私は破産しているに違いない。



では外見的な理由の他に何が必要か。
これは推す対象によってそれぞれ違うのだが、たとえばごっちんの場合。
私がごっちんを語る上で避けて通れないのは彼女のライブパフォーマンスについてだ。歌唱力・ダンス、そしてごっちんが作り出す雰囲気。それらすべてが私を強く惹きつけている。
ごっちんのライブは何度行っても飽きることはない。たとえ同じセットリストであっても必ず違う発見があるからだ。それはごっちんがライブに来たファンを絶対楽しませてやるという意思をステージ上から発しているからだろう。
私はごっちんの手加減抜きでライブに挑む姿勢を推しているのだ。





それらを踏まえた上で最初の話に戻る。
N澤さんは推せるかどうか?
答えは・・・


「推せる」


である。


外見的なことに関して言えばこれもう私の好むところだ。そうじゃなきゃそもそもイベントに行こうなんてことは思わなかっただろうから。
そしてなぜ「推せる」という結論に至ったか。




「わたしのイベントがおもしろくないわけがない」


「わたしは毎回イベントで違うことをやる。そのほうが楽しいし、同じことばかりしていたら自分も成長しない」



上記の言葉は細部は違うだろうがいずれもN澤さんがイベント中に口にした言葉だ。この言葉を聞いて私は痺れた。
言うだけなら簡単だけどN澤さんは実際に毎回イベントで違うことをしている。多くの場合台本を無視した進行になるわけだが、それがまたおもしろい。
私はN澤さんのこうした面に魅力を感じている。推しのベクトルとしてはごっちんに近いものがあるだろう。


そんなわけで、また一人推しメンが増えてしまったわけだ。困ったような嬉しいような複雑な心境である。